年金記録のずさんな管理による大量のミスや不備が発覚して社会的な大問題になったのは2007年なので、かれこれ7年前になるのですが、あれから定期的に「ねんきん定期便」が届くようになって問題は解決しつつあるのかなと思っていたら、そうでもなかったみたいです。
「日本年金機構」より
日本年金機構からの「年金記録の再確認のお願い」というお知らせが出ています。
年金について - 年金記録の再確認をお願いします | 日本年金機構
年金記録問題は、公的年金に対する信頼を失わせた大きな要因でした。これを解決していくことは日本年金機構の大きな責務であると考えています。
これまで日本年金機構では、「ねんきん特別便」や「ねんきん定期便」などの送付のほか、紙台帳等とコンピュータ記録の突合せや、お客様がインターネットで自分の年金記録を確認できる「ねんきんネット」の導入など、記録問題解決のための工夫を講じてきました。
ただ、約5,095万件の持ち主不明の年金記録に関して、持ち主不明の記録がいまだ約2,097万件残っています。(平成25年12月時点)
日本年金機構は、できる限りお客様に迅速・適切な対応ができるよう準備しておりますので、ぜひ、「記録の再確認」をお願いいたします。
いまだに2097万件残っているとか、この7年間一体何をしていたのか疑問に思うところではありますが、某政治家がよく使う「民間企業ではありえない」という言葉が頭に浮かんできます。
「年金記録確認」のパンフレット
年金記録を確認する方法がパンフレットにまとめられていますので紹介しておきます。