STAP細胞問題がいまだに世間を賑わせていますが、小保方晴子さんは今後どのような身の振り方になるのかも気になるところです。
参考記事「小保方晴子さんは懲戒解雇になるのか」
ある社労士の方が小保方晴子さんのニュースと懲戒解雇とを絡めた記事を書いていてとても参考になったので紹介します。
小保方晴子さんは懲戒解雇になるのか、社労士が分析してみた(榊裕葵) | シェアーズカフェ・オンライン
まず、いの一番に確認しておきたいのは、企業が従業員を懲戒解雇するためには就業規則で懲戒解雇事由についての定めをしていることが大前提であるということだ。 就業規則に定めがない事由で従業員を懲戒解雇してはならないし、就業規則を作成していない企業では、従業員を懲戒解雇すること自体が法律上許されていない。
実はこのことを知らない経営者(特に中小企業の経営者)が意外と多い気がするのですが、例えば従業員が何かやらかしてしまったとしても、そのことが就業規則に「こんなことをしたら懲戒解雇しますよ」という事由として定めていなければ懲戒解雇できないのです。
不正行為が認定されたならば、直ちに懲戒解雇となるのかというと、それは話が短絡的すぎる。懲戒処分には「相当性の原則」というものがあり、従業員が行った不正行為が社会的相当性に照らし合わせて、懲戒解雇やむなし、という場合でなければ、懲戒解雇をしてはならないというのが裁判所の考え方である。
例え従業員が不正なことを行ったとしても「お前なんか解雇だー」と即解雇することはできないのです。ホントに日本の法律(労働法)は過剰なまでに従業員を守る立場のものになっているなーと感じます。
他にも、手続き的にはどうなのかとか、退職金はどうなるのかとか、書かれていますが、要するに「懲戒解雇」はそう簡単にできるものではないということです。
【全編動画】STAP細胞問題で小保方晴子氏が会見 - YouTube
これから小保方晴子さんに関しての書籍がいろいろと発売されるとは思いますが、検索して最初に出てきたがのこの書籍でした。何ともすごいタイトルの書籍です。

小保方晴子さん守護霊インタビュー それでも「STAP細胞」は存在する (OR books)
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