待ったなしの社会保障改革をどう進めるか | nippon.com
社会保障費がグングン増えている日本の財政ですが、消費税の増税だけでなく、国民年金保険料、厚生年金保険料、介護保険料が軒並み値上げされていることをご存知でしょうか。
【日本の解き方】社会保障の不公平解消には徴収漏れの是正こそ先決だ - 政治・社会 - ZAKZAK
先日、テレビで某ジャーナリストによるニュース番組があった。財政再建をテーマとして、消費税増税で社会保障が議論された際、若いグラビアアイドルが「見ず知らずのおじいちゃん、おばあちゃんが(病院で)井戸端会議をするためにお金を払うのは嫌だ」とコメントし、ネットでは賛否が盛り上がった。
このグラビアアイドルの発言も気持ち的にはわからなくもないところですが、この発言自体は偏った情報での偏った意見でしかないとは思いますね。
浅尾慶一郎みんなの党代表が、しばしば国会で質問してきたが、社会保険料の徴収漏れは年間10兆円にものぼるという。これに対して、政府はそんなに大きくないと答弁するが、徴収漏れそのものについては否定できない。
具体的な金額はさておき、徴収漏れは確実にあるでしょうね。
社会保険料と税金は異なり、社会保険料は滞納してもいいと勝手に思い込んでいる人が多いが、法的には滞納したときには強制徴収されるという意味で同じである。
確かにそう思っている人もいるとは思います。
ただ国民側から考えると、数年前の「年金問題」による年金制度への信頼失墜、若い世代の「自分達は年金をもらえないかもしれない」という不信感、これらを解消する明確なビジョンを見せてもらえないと「法律で決まっているから払え」と言われても納得できないところはあると思います。